曲 名 ( 下の曲名クリックしても演奏が聞けます。)
解 説

 やや速い速さで、ト短調、8分の3拍子。これはコーヒーの精の踊りです。チェロとヴィオラがこの調子の主音と属音を重ね(ドとソの音を重ねたような音)て、全曲にわたって16分音符で単調にきざんでいく上に、クラリネットからヴァイオリンへとメロディーが進み、更にバズーン、弦楽器、クラリネット、フルート、弦楽器楽器へと動いて、間を縫うタンブリンの弱い響きが魅力を持っています。甘い、何となくものうい靄(もや)のような東洋的な味わいの曲です。