この子守歌はブラームスが35才の時に、指揮者をしていたハンブルグの合唱団のメンバーだったベルタ・ファーバーに男の子が生まれたお祝いとして作曲したものと伝えられていますが、ゆったりとした、なだらかなリズムの流れを持った、格調高い芸術歌曲といった作品になっていると思います。この「子守り歌」はブラームスの作品49の「5つの歌曲」の第4番に入っています。 ここではハープの伴奏によるヴァイオリン独奏で聞いてください。