曲 名
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ビゼー作曲 カルメン第一組曲より「間奏曲」
解 説
ビゼー
セビリヤの黄金の塔
ビゼー(1838〜1875)はフランスの作曲家で、父は声楽教師、母もピアノが得意だっため、幼児期から音楽に親しみ、9歳でパリ音楽院に入学し、ここでピアノと作曲を学びました。 1857年に懸賞オペレッタ<ミラクル博士>に応募して当選、その年ローマ大賞をうけてローマに留学。1860年帰国後はパリに住んで作曲に専念しました。以後、しだいに名声を得ていきますが、歌劇「カルメン」の初演の3ヶ月後、その世界的な成功を見ずに36歳で亡くなりました。 彼は特にオペラなどの劇音楽の分野で才能を発揮しましたが、巧みな舞台構成、魅力あるメロディーと和声、オーケストラの効果的使い方等を研究し、異国的な色彩効果を持った魅力ある音楽表現を作り出しました。
この曲は歌劇「カルメン」の第三幕への前奏曲(間奏曲) ですが、はじめ劇音楽「アルルの女」のために作曲していたものを、後に「カルメン」の間奏曲に転用したもので、ハープの美しい分散和音に乗ったフルートの牧歌的なメロディーがとても美しい曲です。
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