曲 名 ( 下の曲名クリックしても演奏聞けます。)
解 説

かっこう

ダ カン(1694-1772)
 ダカンはクープランやラモーに続く18世紀フランスの鍵盤楽器のための音楽を代表する作曲家の一人ですが、6才の時に、フランスの皇帝ルイ14世の前でクラヴサン(チェンバロ)を演奏して神童ぶりを発揮し、大人になってからは有名なノートルダム大聖堂をはじめとする、いくつかの場所でパイプオルガンの演奏家として活躍し、クープラン等のフランス音楽の伝統を引き継ぎ発展させました。
 ダカンの作曲した音楽は絵画的、描写的な作風があり、この「かっこう」が入っているクラヴサン曲集第一巻はこうした傾向が特に強いと言われています。