曲 名 (それぞれの曲名クリックすると演奏が聞けます。)
 

ベート−ヴェン 

ベート−ヴェンが使っていたピアノ
曲のせつめい
 ベート−ヴェンの音楽というと難しい交響曲やピアノ曲を想像しますが、ここで聞く音楽は2曲とも親しみやすいピアノの小品です。
 1810年に作曲された「エリ−ゼのために」はベート−ヴェンが結婚しようとした女性ガ誰かについて色々な説がある中で、当時18才の女性、テレ−ゼ・マルファッテイのために作曲された楽譜に、「テレ−ゼのために」と書かれていたものが、「エリーゼのために」と読みまちがえて伝えられ、それが曲名になったということです。
 「トルコ行進曲」はモーツァルトも作曲していますが、ベート−ヴェンの曲は「アテネの廃虚」という劇の序曲として作曲されたもので、トルコの兵隊が遠くから行進して近づいてきてクライマックスになり、又遠くの方へ消えていく様子を描いていますが、最初はオーケストラのために作曲され、後になってピアノ用に編曲されて世界中で演奏されるようになりました。強弱の変化が激しい名曲です。