この曲は昭和の初め頃に出版された「春秋社」の音楽全集(楽譜全集)の中のピアノ曲の中にあったものですが、作曲者についても曲の内容についても一切解説はないし、可なり大きな音楽辞典で調べても、紹介するものはありませんせんでした。
  ただ、「ギャロップ」 については、18世紀後半のヨーロッパでの舞踏会で、一連の舞踏の終曲として4分の2拍子の早い輪舞が踊られたのが流行し、このための音楽もギャロップと呼んだようです。次の49番の「天国と地獄」はギャロップのそのものです。