曲 名
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オッヘンバック作曲 喜歌劇「天国と地獄」より「ギャロップ」
解 説
オッヘンバック
フレンチカンカン
この喜歌劇(オペレッタ)を作曲したオッヘンバック(1819-1880)は19世紀後半にフランスのパリを中心に活躍し、高い人気を得た作曲家ですが、この喜歌劇は彼の数多い喜歌劇の中で最高傑作であるだけでなく、古今のこの種の作品でも代表的なもの一つに挙げられます。原作はギリシャ神話の「オルフェウスとエウリディ−チェ」の物語によるものですが、深刻な題材に茶化しと機知に富んだ社会風刺を織り込み、軽妙・快活な音楽でまとめたのがこの喜歌劇で、全四幕で構成されています。この喜歌劇の初演は1858年にパリで行われ、その後今日まで世界各地で上演されてきました。このページで聞ける音楽は、底抜けに明るく、愉快な雰囲気が頂点に達したこの喜歌劇の最後に、フレンチカンカンが踊られる時に演奏される「ギャロップ」ですが、日本では無声映画の上映で弁士の語りを盛り上げる効果音楽に使われてきた歴史があり、又、学校の運動会などでも効果音楽として使われてきたことから、このメロディー知らない人は殆んどいないといっても差し支えほどです。
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