曲 名
 ヘンデル作曲 ハープ協奏曲変ロ長調 第一楽章(アンダンテ・アレグロ)( クリック)


 

 ヘンデルはバッハと同じ時代に活躍したドイツ生まれの大作曲家ですが、主にイギリスで活躍していますので、この国で数多くの名曲を作曲しています。この協奏曲のメロディーは、今ではパイプオルガンのための協奏曲第六番の第一楽章で聞くことが多いのですが、実はヘンデルが出版した上のオルガン協奏曲より2年前に同じメロディーをハープ協奏曲として書いていた原稿(楽譜)が発見され、ハープ協奏曲としては1736年の2月にロンドンのコヴェントガーデン王立劇場で上演されたオラトリオ(宗教歌劇)「アレクサンダ−の饗宴(きょうえん)」の幕間(休憩時間)で演奏されたという記録が残っており、当時は、このよう場で演奏をする習慣があったようです。
 この曲は少人数のオーケストラとハープが共演する、かわいらしく、とても美しい曲です。                          

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