曲 名  ヘンデル作曲 調子のいい鍛治屋(かじや) (クリックすると演奏が聞けます)

曲のせつめい

 ヘンデルは今から300年以上も前に活躍したドイツの大作曲家ですが、有名なお医者さんであり理髪師もやっていたお父さんが厳しい人で、ヘンデルの音楽の才能を無視して法律家にしようとしましたので、お父さんが亡くなるまでは好きな音楽の勉強ができず大変苦労をしました。
 上の絵は子どもの頃に音楽の勉強を許されなかったヘンデルが、夜になってからこっそりと寝室から抜け出して屋根裏の部屋に行き、月の光を頼りにチェンバロの練習をしているところを描いたものです。
 この曲の作曲については、ヘンデルの家の近くに鍛冶屋があり、いつも鎚の音を聞いていたことがきっかけになったといわれています。演奏はチェンバロの音です。

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