曲 名
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シューベルト作曲 リスト編曲 「鱒 (ます) 」
解 説
シューベルト
リスト
シューベルトについては「軍隊行進曲」のところで書きましたので、ここでは省略しますが、彼が作曲した「ます」という歌曲を、ハンガリーの作曲家リストが1838年から1839の間に、ピアノ独奏用に編曲しました。リストはその当時、超絶技巧を持つ最高のピアニストで、初めて見たどんなに難しい楽譜でも、練習なしで弾きこなすと言われていたピアノ奏者で、作曲も得意でしたので、 シューベルトの名曲を自分の高いピアノ演奏の技術が発揮できるように編曲したのがこの曲です。恐らく伴奏のついたシューベルトの「ます」の楽譜を見て、いきなりピアノに向かって弾きながら、ほんの わずかな時間に、この編曲楽譜を書いたものと思われます。
シューベルトは歌として作曲した「ます」 のメロディーを使い、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、ダブルベース(コントラバス)、ピアノの五つの楽器を使った、ピアノ五重奏曲「ます」という曲を作曲していますが、この曲の第4楽章では、この「ます」の歌のメロディーが何回も現れれます→
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