曲 名
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グリーグ作曲 「 ノルウェー舞曲第二番 」
解 説
グリーグの家
グリーグとニーナ夫人
グリーグ(1843- 1907)はノルウエイの作曲家ですが、彼がベルゲン東方のハダンゲル地方に住み、この国の民族音楽や民族楽器に強い関心を示していた38才の時に、この曲が作曲されましたが、当初はピアノ二重奏の舞曲として書かれたものでしたが、後にオーケストラに編曲されて大変有名になり、ほかにピアノ独奏用の編曲も作られました。 グリーグの「ノルウエイ舞曲作品35」は全部で7曲ありますが、一番有名になったのは、ここで聞く第二番の舞曲です。この曲は単純な三部形式で、対比と統一がうまくできています。まず、おだやかな、そして優雅な舞曲の主題が奏でられます。これに対して中間部は突然激しくはじまる激情的な主題で、両主題の対照は鮮やかですが、後者の主題中の動機は前者の主題の一部から導き出されたものです。なお、再び最初の主題が現れてこの舞曲は終わります。ノルウエイの民俗音楽を意識して作曲した舞曲だと思います。
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