イラスト:青山幸恵さん
モーツァルトの舞曲で最もポピュラーなこの曲は本人が作成した作品のカタログには入っておらず、いつ作曲したものかはっきりしていません。 ハ長調で作曲されたこのドイツ舞曲は第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、コントラバスの弦楽合奏の楽器編成ですが、これに加えて鈴や信号ラッパの音が効果的に使われ、楽しいそり遊びのようすを描いています。又、鈴の音を伴った中間部の印象的な美しいメロディー、曲の最後の部分の信号ラッパの効果的な音も印象的です。