この曲は春、夏、秋、冬の季節にかかわる唱歌を99番の「朧月夜幻想曲」と同じ、京都市在住で関西フィルハーモニー管弦楽楽団のトランペット奏者である川上肇さんに、こんどは接続曲に編曲してもらったもので、登場する唱歌は最初に「春の小川」の一部が出てから、「朧月夜」→「茶摘」→「秋祭り」→「紅葉」→「冬景色」と進み、最後に「冬きたりなば春遠からじ」ということで「早春賦」の一部が演奏されて曲が終結するようになっていますが、旋律にリコーダー音を使っているのは、この楽器が小学生に最も馴染み深いものだからです。