曲 名 ( 下の曲名クリックしても演奏が聞けます。)
解 説

タンブランとガルベ(太鼓の右の笛

 タンブランはフランスのプロバンス地方、この地はビゼーが組曲「アルルの女」の最後の部分で「ファランドール」の音楽をとりあげて名前が知れたところですが、この地方では胴の長いスネアを張った太鼓を肩にかけ、太鼓を一つの手で持ち、もう一つの手には「ガルベ」というリコーダーに似た縦笛を持って、一人で両方を演奏する伝統が受け継がれていて、祭りの音楽、とりわけ「ファランドール」では、この楽器の演奏が欠かせないものになっているようです。
 もともとタンブランに使う笛は小型で高音が出ることから、この曲の演奏でも高い音の出せるピッコロやソプラニー・リコーダーで演奏するのがふさわしく、ここでの演奏でも打楽器を思わせるピアノ伴奏のリズムに乗って、高音域の笛が縦横無尽に早いパッセージを走り回って終結するという愛らしい小品です。

もとにもどる