曲 名 それぞれの曲名クリックすると演奏が聞けます。

チャイコフスキー作曲 白鳥の湖より 情景  四羽の白鳥の踊り

      

 

 「白鳥の湖」の物語りは「白鳥狩りに出かけた王子が夜の森の湖水で白鳥とともに踊る白鳥の女王を発見し、王子の青年式の祝いの席で、この女王に求婚することを約束します。この白鳥の女王は悪魔の呪文(じゅもん)で白鳥にさせられており、一度も求婚したことのない男の愛によってのみ、この呪文がとけるということになっています。しかし、青年式の祝いの日に悪魔は自分の娘を白鳥の女王に化けさせて王子に求婚させます。これを知った王子は怒り悪魔を倒して白鳥の女王とともに湖に身を投げて自殺をしてしまいます。」

 この物語りをもとにしてロシヤの大作曲家チャイコフスキーがこのバレーのための音楽を作曲しました。
 「情景」は第一幕の第一場で城の上空を飛んで行く白鳥たちのようすを描いた音楽で、オーボエの有名なメロディーは王女オデットを表しており、誰でも知っている名曲です。
 「四羽の白鳥の踊り」は第二幕の白鳥たち踊りの中にあるもので、曲は3部分からなり、最初にバズ−ンの軽やかなリズムにのってオーボエの2重奏ではじまるメロディーはとても印象的だと思います。

もとのぺーじにもどる