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ラモー作曲 ガヴォット(オーボエ/チェンバロ)  タンブラン(チェンバロ)

 

オーボエ


チェンバロ(ハープシコード)

 ラモ−(1683-1764)はフランスの作曲家で23曲もの歌劇(オペラ)を作曲していますが、パイプオルガンやクラヴサン(チェンバロ)等の鍵盤楽器も得意だったので、こうした楽器のための名曲もたくさん作曲していますし、優れた管楽器奏者との出会いもあって、こうした楽器を効果的に使って作曲をしたといわれています。
 ここで聞く「ガヴォット」はオーボエの独奏にチェンバロの伴奏がついたものですが、「ガヴォット」はこの頃のフランスの宮廷で踊られたダンスの音楽で、ふたつの4分音符ではじまる2拍子の舞曲でした。この曲は、最初のメロディー→次のメロディ→最初のメロディのように演奏されます。
 「タンブラン」はチェンバロの独奏曲ですが、一人で小さなたて笛(左手)と小形の太鼓(右手)を演奏するフランスのプロバンス地方で生まれた舞曲のことを「タンブラン」いい、この舞曲の感じをチェンバロで演奏できるように作曲した曲だと思われます。
 2曲とも今でもよく演奏される名曲です。尚、タンブランは英語読みでは「タンブリン」となります。

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