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         大和田 建樹(おおわだ たけき)(安政4年〜明治43年)   国文学者、歌人(作詞家)       愛媛県宇和島に生まれる。幼少の頃より神童で知られ、東京大学講師、東京高等師範学校教授等を歴任した後退職、多彩な作家活動を始め、数々の国文学に関する著書、小学唱歌の作詞等を残した。 
             生涯に詠んだ和歌は一万首を越えると言われている。  | 
    
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         田村虎蔵(たむらとらぞう)(明治6年〜昭和18年)      | 
    
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                               新戸部稲造著「武士道」より   前文略、日本の美術愛好家なら誰でも知っているはずの一枚の絵があります。それは後ろ向きで馬にまたがっている僧侶の絵です。この僧はかって武士だった人で、その名を聞くさえ人々を恐怖に陥れたほどの豪傑でした。須磨の浦の激戦(一の谷の合戦:1184年)と言えば、日本の歴史では最大の決戦ですが、そのとき彼(熊谷次郎直実)は一人の敵に遭遇し、一騎討ちの末これを剛勇の腕に組み伏せたのです。  |