吉丸一昌作詞 マッジンギ作曲 「 浦のあけくれ 」

 大正から昭和の終戦前までは女学校でよく歌われ、戦後何年かの間は新制中学校の音楽の教科書にも掲載されていた。斉唱部分と合唱部分がある当時としては珍しい唱歌で、歌詞もすぐれ曲によく合っていて、この曲をはじめて習った時には大変な名曲を歌ったような気がした。

 吉丸一昌(1873〜1916) 国文学者・作詞家

 東京大学国文科の出身で、東京音楽学校の教授として国語を教えた。明治から大正期にかけて作詞の数が多く、「青葉の笛」を作詞した大和田建樹以来の人と言われている。

 マッジンギについてはどのような作曲家だったか全く分からない。誰かお教えいただけるとありがたい。 Mail→(クリック)

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