吉丸一昌 作詞 中田 章 作曲 「 早春賦 」
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この曲は歌詞の良さメロディーの美しさから、発表後、特に女子学生を中心に喜んで受け入れられ、全国的に広まっていったと伝えられているが、現在でも多くの人々に愛唱されている名曲であり、今も中学校の音楽教科書に掲載されている。金田一春彦氏に言わせると、第一に歌詞がよく、本格的な春の訪れを待ちわびる人々の気持ちがよく現れており、吉丸一昌の作品の中では「浦のあけくれ」と双璧をなす傑作だということだが、曲もこの詩に応えて闊達でのびのびと歌いやすく出来ており、よく歌詞にマッチしているということである。又、この歌の曲についてはモーツァルトの「5月の歌」の影響を受けているという説があるが、このことについては、次に、この曲を添付しておくので、音で確かめてみていただきたい。→●(クリック) |