ISDNルータの故障

インターネット接続の共用

インターネット接続を最初に試したのが94年ごろなので、もう8年ぐらいになります。当時はまだWindows95が出る前で、、雑誌のおまけのTCP/IPスタックのデモ版(*1)を使って、遅いけどwwwでNTTや海外のホームページが見えたのは感動したものです。
その後、モデムも2400BPSから64KのISDNとなり、なかなか便利になってきました。そのうち家庭内でクライアントが増えてくると、BSDで動くサーバにモデムを接続し、squidやDeleGateなどのプロキシを走らせて家中でwwwやftpが使えるようにしていましたが、メンテが面倒になってきたので、2年ほど前に、ISDN導入の際に、OMRONの安価なダイアルアップルータを購入しました。とりあえず何の設定もしないで、家中のPCにルーティングしてくれるので非常に楽でした

(*1)これがなんと、最初から試用期間切れという不具合があり、不具合を回避するための設定がおなじ雑誌に掲載されていたのが、試用期間の終了日付を直接書き換えるような指示になっていたので、いろいろ試しているうちに試用期間が自由に設定できることを発見、Cameleonを購入するまで使っていました。もう時効でしょう。

あるとき、近所に大きな雷が落ちました。停電もすぐに復旧し、電話も心配しましたがインターネット接続もできたので、やれやれと安心していたのですが、数日後に電話がかからないことに気が着きました
電話機の故障も疑ったのですが、ルータのアナログポートにモデムを接続してもやはり接続できない。電話の待機音もしません。しかし、ダイアルアップルータとしては機能しているようです。
どうやら、ルータのアナログポートだけが死んだみたいです。蓋を開けてみても特に焼損した部品は見えないので、簡単には直りそうにない

ルータの交換

電話がかからないのは、携帯があるとはいえ不便です。
インターネット接続はできるのでOMRONにメールして聞いたところ、保証も切れているし修理はそこそこ費用がかかるとのこと。ブロードバンド化もするかもしれないのであまり費用を掛けたくないところ。とりあえず「じゃんぱら京都店」に行ったら、この時期、不要になったISDNルータの中古品がごろごろしていますね。今まで使っていたものと同型のは、3000円ぐらいで売られていました。
どうせ中古で安いのだからと,7000円ぐらいで売られていた、NECのCOMSTARZ ROUTERというのを購入して帰りました。
これななかなか高機能で、それまで使っていたものは最低必要なもの以外は設定するところもあまりなかったのですが、パケットフィルタリングの設定とかログ参照とかいろいろ機能があります(先輩いわくは、普通はその程度の機能はあるらしい)

壊れたルータ

さて、アナログポートが壊れたルータが残りました。中古屋でいくらで売れるか聞いたら300円とのこと。もったいないなと思っていたらちょうど会社のルータが壊れたので、会社ではアナログポートは使わないので、会社に寄付することにしました。最初は「個人のものを会社で使うのは...」なんて言っていたのですがそのまま使っていました。が、先日これもついに完全に壊れたみたいです

ホームページに戻る
このページへのお問い合わせは、田中まで