大文字山(09/3/17)
Last Update: 2009/03/16 (PM 11:21)
今日は春闘の回答指定日だったので、定時退社したあと山を少し歩いて帰ることにした。
銀閣寺道から大文字を越え、山科に降りる。
今回の山歩きは、たんに山が歩きたいということ以外に、以下の目的があった。
(1)大文字から見る夜景の写真撮影
(2)携帯電話のGPSは圏外でどういう挙動を示すのかを調べる
(3)大文字夜間登山平日例会が成立するかどうかのテスト
なお、撮影機材は、Pentax K100D + DA18-55レンズ。
まあ比較的時間があったので、蹴上から歩きました。
*写真をクリックすると大きくなります
琵琶湖疏水記念館から見た夕陽
銀閣寺の土産物店はすべて閉店し、見慣れない風景になっている
銀閣寺下の土産物屋街も閉店後はこんな感じ
登り道は、さすがに上る人はほとんどいなかった。火床につくと昼寝している人が一人いるほかは無人。しばしビールを飲みながら夜景を楽しむ
大文字山から見た京都の夜景
眼下の手前が吉田山? 向こうが京都御所?
ここでこれだけの夜景が見えることを知っている人はどの程度いるだろう? 京都は、そこそこ大きな町なので、街全体が光っているが、この場所で見ると、夜景全体が迫ってくる
京都駅付近をズームアップ
写真を撮った後は、山科側に出る。なんか時折道の両サイドの茂みの中で動物が動いているような「がさがさ」とか、「ぽきぽき」という音がする。ちょっと怖いので、携帯のワンセグで7時のニュースを見ながら歩く
小動物がいるようだ。猫とかだと思うけど、冬眠中のクマとかだったら怖い。
尾根を下りると携帯が圏外となった。同時にGPSも使えなくなった。GPSの電波は圏外でも真上から届いているはずなので、「圏外では測位機能も使えなくしている」というのが携帯電話のGPSの仕様なのだろう。もうからないことはやらない、ということ。せっかく受信機が内蔵しているのに、もったいない
ところが、ワンセグのTVは圏外でも映る。ほぼ全行程で受信が確認できた。ただし、ゴールデンタイムの番組は静かな山道に似つかわしくないのでOFFしておく。
尾根道から山科側に降りると、もう夜景も見えず、静かな山道。ヘッドランプを消してみると、完全に真っ暗の静寂に包まれる。ちょっと怖い。ここは人間が夜来るところじゃないって感じ。
どんどん山科側に下る。そのうち、ちょろちょろという小川の音が聞こえる。安祥寺川の源流である。下るにつれて川の音が大きくなっていく。丸木橋があったりするので、ここを夜歩くときはライトが必須である。夏だと蛍が乱舞しているのが見える。
なんとか毘沙門堂まで無事につくことができた。スターバックスでコーヒーを2つ買って帰った
カシミール地図にGPSで測位できたポイントを記した
携帯のGPS測位履歴を表示して手で転記した。もっと効率がよい方法はないものか。
やっぱりGPS専用機買うかな?
とはいえ、携帯のGPSでも(測位できれば)カシミール等と組み合わせて、そこそこ遊べることがわかった
本日の結論。
(1)夜景撮影は、まずまず成功。ただし撮影技術は向上しなければ...
(2)携帯電話のGPSは、圏外では使えない
(3)日帰り例会をすると、山科駅20:30ぐらいになるので、成立しなくもない(残業したことにすればばれない範囲)