追分〜上醍醐〜東笠取〜岩間寺
今回は、牛尾山と醍醐山の間がどうなっているのかが知りたくて歩いて見ました
追分〜牛尾山〜石山寺コースと同じコースを、「桜の馬場」まで登ります。
桜の馬場の標識
ここから、牛尾観音には寄らず、上醍醐方向を目指します。途中はかなり狭い山道で、丁度雨の翌日だったので、道の両方の木の枝の間に蜘蛛の巣が無数にかかり、よけたり壊したりしながらのぼります。
さて、前方に高速道路のガードのようなものが現れます。「京阪ハイキング」によれば、「新しい道(工事中)」とのこと。「うん合ってる合ってる」と言って通過します
「新しい道」のガード。通過後振りかえって
「ん?新しい道ってなんだ?」こんなところ(山科区の中央部)に、京都滋賀縦貫道ができたという話は聞きません。「ちょいと覗いて見るか」と、写真右の斜面を登ったところ、なんと、道路の柵のドアにかぎがしてありません。道は完成していて、このガードの両側にトンネルがあります。
「新しい道」のトンネル
トンネルのライトは点灯しています。車は通ってなかったので少し歩いてみることにしました。トンネルを出ると、眼下に山科の街が広がっていました。ん、なんか変なハイキングになってきました
「新しい道」から山科の街を見おろす
写真は西方向を見ています。写真中央付近から左上に斜めに延びているのが名神高速で、建物が一番多いあたりに左右(南北)に見えるのが外環状線です。「道」は、見えている橋を渡った後、山を蛇行しながら下り、写真左下にちょっと見えているところにつながっています。このカメラの位置の真上には監視カメラがあり、後ろには非常電話、橋の欄干には車がぶつかった形跡があるので、この道は「生きて」いるのでしょう。さて、この道はなんでしょう?
時間の都合で追求はここまでにしましたが、後で地図を見たら、「東部山間埋立処分地」につながっているようです。おそらく、この道を下っていくと、「関係者以外立ち入り禁止」と書いた開かずのゲートの内側で立ち往生していたことでしょう。山道沿いのゲートの施錠したほうがいいですよ>>清掃局さん
少し行くと舗装道路に出ます。たまたま「ほら貝」の練習をしている方を見かけましたが、この謎は後で解けます
舗装道路をどんどん行くと、タクシーがずらっと止まっています。たまたま一人だけいた運転手さんに聞いたら、ここから上醍醐に参拝するそうです。ここは「横峰峠」というところです
少し歩いたら、上醍醐に出ました。去年、子連れで来た五大力尊にお参りして、「開山堂(醍醐山頂)を経て下ります。実は、この時点で、どこへ下るか明確なビジョンがなかったのです。なんとなく、「醍醐駅方向に降りてもつまんないから、どんどん南に行ったら宇治方向にでるのではないか」と、とにかく道のある方に歩いていったら、「西笠取」に降りてきました。田んぼの広がる、のんびりしたいいところでした。路上販売のミョウガが安かったので買いました
西笠取
この時点で、宇治を目指すなら、「炭山」を目指せばよかったのですが、広域地図を持参しなかったので、なんとなく「岩間寺」を目指してしまいました。そのまま、山を越えて「東笠取」を過ぎ、どんどん登っていったら突然開けて、「奥宮神社」に着きました
奥宮神社
奥宮神社から琵琶湖〜瀬田川を見下ろす
少し歩くと岩間寺の境内でした。ちょうど、火を焚いて、なにやら行事の真っ最中でした。ほら貝を吹く人もいましたので、ひょっとしたらさっき見かけた方はここの方だったかも(ここから横峰峠には林道でいけるはずです)。
岩間寺にて
境内を過ぎたところで、梨を売っていました。おいしかったので7個500円で買い求めましたが、地元の梨だそうです。少し歩くと、なんと石山寺への直通バスが止まっていましたので。それに乗って帰りました。
出発時刻:7:30頃
帰着時刻:14:00
戻る