GS,XGLite等のMIDIデータをGM2データに変換するには

 今までの音源はRoland-EDIROLのGSとYAMAHAのXGが主流で、この2種類の音源はGMという共通の基本性能を持っていて、どちらの音源を使ってMIDIデータを作成しても「GMシステムON」という信号が入力して作成してあれば、基本的な音楽の表現についてはほぼ同じような演奏が聞けるようになっていました。しかし、この共通部分は限られたもので、例えばXGで作成したMIDIデータをGS音源で聞くとか、又は逆にGS音源で作成したMIDIデータをXG音源で聞いてみると、音楽表現の微妙な部分では可成りな違いがあり、データ作成者の音楽的な意図とは違いが出てしまいます。
 そこで、もう少し共通部分を多くしメーカーの垣根を越えて音楽を聞いてもらえるように考えられたのがGM2(GMLevel2)という方式で、現在販売されている新しい音源の殆どはGM2対応になっています。しかし、過去のMIDIデータの殆どはGMを共通にしたGS叉はXG音源用に作成されていますので、こうしたデータをGM2対応の新しい音源で再生しようとすると対応する音源へのデータ変換が必要になってくるわけです。

 GM2はより高度な演奏表現とメーカー相互の互換性を実現するために定められたGMの上位互換規格で、例えばGMでは共通に使える音色数は128音ですが、GM2は256音になっていますし、GMにはなかった様々な音楽表現の互換性が実現したことから、これからは共通に使えるMIDIデータは全てGM2に移行していくものと思われます。

 GS/XG/GMコンバータのインストールと設定等

 まず、下のホームページ(Roland-EDIROL)から上記ソフト(GS/XG/GMコンバータ)をダウロードし、次からの流れに従って操作していって下さい。クリックして開いたページの一番下にダウンロードをする場所があります。         

ソフトのダウンロード→(クリック)(Windows版)

Macintosh版はここから→(クリック)

 ダウンロードをすると下の画面が表示されます。



上のフォルダを開
















Y.Tanakaはパソコンの所有者名です


次へ進む