通信ジューク(Juke Play)の効果的な活用法等について

 通信ジューク(Juke Play)に使う画像の作成と設置の仕方等については、本書の164P〜171Pに実体画像を伴って詳細に記述してありますので、ここでは省略しますが、この機能を使うメリットは、鍵盤楽器等が不得意な先生方でもパソコンを使ってMIDIデータが作成できれば、このデータに歌詞入力機能のある音楽ソフト (EDIROL-Rolandの今日からはじめるパソコンミュージック、叉はCakewalk Home Studio9以降)で歌詞等の情報を入力し、歌詞に関連した画像をデジタルカメラ等で写して、パソコンにインストールされているペイント(Paint)に取り込んで、BMPファイルに保存すれば、あとは所定の場所にデータをおくだけで、かんたんにプロジェクタ−を使った大画面のカラオケ的な機能が使えること、音楽の音程やテンポが自由に変えられたり、歌詞の漢字にふり仮名を付ける機能や歌詞のタイミングを変える機能もあるとから、授業の中での愛唱歌の指導や全校集会等で愛唱歌や儀式的な歌の一斉指導で大変効果的です。最近は特に著作権が厳しく指摘されるようになり、著作権のあるもの(作詞・作曲者の死後50年を経過していない曲)は、授業の過程で使うものに限られ、それも著作権を侵害しない範囲でのコピーしか出来ないことから、この機能が使えることが大きな力になると思います。

通信ジューク(Juke Play)の画像例

BMPファイルなので大画面でも画像の鮮明度は極めて高い

 音楽教育にかかわる著作権については次の項を参照すれな分かるようになっていますが、インターネット上の音楽データの公開も含めて、こうした著作権上の取り決めは視聴覚担当の全国の代表校長が承認した上で法制化されたものだということです。

 音楽教育にかかわる著作権についてはJASRACのページを参照して下さい。→(クリック) 

 尚、パソコンの画像(含音声)を教室のテレビ等に写すにはI・ODATA(アイオーデータ)製のUSB対応のMPEG OUTを使うのが便利だと思います。

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