4)コード伴奏貼り付け後にやること
ア)Singer Song Writer Lite等で楽譜を表示させ、
一番左のTrack1をクリックするとメロディーの楽譜表示がされる。
Track2には33:AcousticBs
Track3には01:Piano
Track4には27:JazzGt
Track5には22:AccordionFr
Track6はなし
Track7はなし
Track8はなし
Track9はなし
Track10にはDrum Kit
というように、この例ではメロディー1パートと伴奏に5パートが使われている ことが分かります。そこでまず、この曲を伴奏を貼りつけた状態で再生してもると、曲の最後が不安定なリズムで終りますので、,この原因を突き止め余分な音符を削除します。
まずTrack2の最後の小節を表示させ4拍目以降を選んでパソコンのDelキーを押して削除します。
続いてTrack3の最後の小節については、メロディーが3拍で終止しているので、最後の小節の頭.、から次ぎの小節の頭までをマウスで選んだ状態で、メニューバーの「編集」→「グローバル編集」→「ノートの変更」の「パラメータ選択」でGT(実際に音が鳴っている長さ)を、「変更の方法」で「音符からの割合」を選び、変更する値を75(パーセント)にして「実行」ボタンを押せば3拍分の長さが演奏される。但しこの変更方法では記譜上の長さは変わらない。
Track4の最後の小節については上記と同じ方法で4拍目の4分音符を削除する。
Track5についてはTrack3と同じ方法で最後の全音符を75パ−セントの長さにする。(叉は付点2分音符にする。)
Track10のドラムパートについては3拍の頭にある音符を残し。それ以降の音符を全て削除して下さい。
以上で不自然な最低限の音は削除されたと思いますが、いずれにしても音を聞いてみて不自然な部分を自分で見つけて修正することが欠かせません。
次ぎにやることは各パートのボリュームのバランスを取ったり、響きを加えたり、強弱の変化、テンポの変化等の音楽的な表現の入力ですが、これは各パートの楽譜の左下にある「Strip
Chart」をクリックすると分野別に項目が表示されますので、ここで大抵の音楽表現ができるようになっています。この部分については著書「これからの音楽教育コンピュータで何ができるか」(全音楽譜出版社)の中の実物画像を伴った詳細な解説を参照して下さい。